選択した文字列に置換する

異体字などで特別な入力をした文字を、目的の文字に置換します。最初に1箇所だけ手作業で置き換えたものを選択し、検索語をそれに置換するものです。検索語はダイアログで指定します。

CS3以降では「字形」の置換、「文字種変換」機能がつきましたので、それで間に合う場合はそちらを使用してください。このスクリプトの特徴は、異体字でなくても置換できること(普通の置換もできます)、検索・置換文字数を問わないことです。


動作環境・注意

InDesign CS2~CS4 で動作します。

CS3、CS4 で動作させる場合は、[Scripts Panel]フォルダ中に[Version 4.0 Scripts]フォルダを作り、その中に入れてください。

場合によってはエラーが発生したり異常終了するケースがあるかもしれません。従って実行前には必ず保存して、問題が発生した場合に以前の状態に戻せるようにしておいてください。

置換は開いているドキュメント全てに対して行われるので、置換されたくないドキュメントは閉じてください。

CIDコードのみの文字(Unicode にマップされていない文字)には対応しておりません。


ダウンロード

ファイルはzip形式で圧縮してあります。ダウンロードはこちらからお願いします。


使用方法

ダウンロードした「idjschgtxt.zip」ファイルを解凍すると「chgtxtCS2.jsx」が作られます。

CS2 の場合はこれをScriptフォルダに入れてください。CS3、CS4 の場合は、[Scripts Panel]フォルダ中に[Version 4.0 Scripts]フォルダを作り、その中に入れてください。

1 置換文字列の設定

 置換後の文字列に設定したい文字列を選択した状態で、スクリプトパレットから「chgtxtCS2.jsx」を実行します。

2 検索オプションの設定

 検索オプションを設定するダイアログが現れますので、検索文字列その他の設定を行ってください。

 なお、検索文字列欄にはクリップボード中の文字列を貼り付けることができますので、事前にコピーしておいた方が楽です。

3 置換実行

 ダイアログの[OK]をクリックすると置換が実行され、最後に置換件数が表示されます。

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